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女性作曲家宮原節子先生の新曲演奏会(東京)

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東京音楽大学時代にお世話になった女性作曲家の宮原節子先生が先日10/5、東京のすみだトリフォニーホールで新曲の演奏会を開かれました。

新曲のタイトルは「時の傾斜・・・オーボエとチェロの為に・・・」です。

原節子先生は東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校東京芸術大学で作曲を専攻された方で、卒業後はアメリカのノートルダム大学大学院でピアノを専攻された方です。 作曲は三善晃さんのお弟子さんでフランス音楽を得意としておられます。 ピアノはお小さい頃からピアニストの野呂愛子さんに習っていらっしゃったので、ご自分の作曲された曲はご自分で初演されます。 またアメリカではラヴェルが「夜のガスパール」を献呈したルドルフ・ガンツのお弟子さんに師事していらしたそうです。 

私は東京音楽大学時代は中学生の時から新幹線で毎週ご自宅に通いお習いしていたピアニストの関孝弘さんに引き続いてプライべートレッスンをして頂きながら、大学では宮原先生のレッスンを受けておりました。 作曲家の視点からの演奏解釈は側面補強として随分お勉強になり、ピアニスティックな面からの関先生のレッスンと自転車の両輪という感じで有意義な大学生活を送らせて頂きました。

大学卒業後は時折お手紙のやりとりをするだけになってしまいましたが、いつかまたお目にかかって積るお話をしたいと思っております。

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