ピアニスト谷真子Official Blog「message」

ピアニスト谷真子公式サイトよりブログ「message」

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ラヴェルの演奏会が無事終了致しました。

秋篠音楽堂でのラヴェルの演奏会が無事終了致しました。 盛会の内に終わり安堵いたしております。 生徒さんも多く来て下さり嬉しく思います。 楽屋入口 リハーサルにて リハーサルにて ラヴェルは今私が師事している阿部裕之先生のお得意の作曲家ですので、…

東京音楽大学校友会第14回関西支部演奏会のご案内

東京音楽大学校友会第14回関西支部演奏会が下記のように開催されます。 日時: 2017年4月29日(土祝) 13:30開場/14:00開演 会場: 秋篠音楽堂(ならファミリー6階) 入場料: ¥1,000 全席自由(未就学児入場無料) チケットお問い合わせ: 秋篠音楽堂0742-…

演奏会の前日

いよいよ明日4/29は秋篠音楽堂でのラヴェルの演奏会です。 当日券もございますので、大勢の方のご来場をお待ち申し上げております。 さて演奏会前日というのは当日起床する時間と同じ時間に起きて、当日のスケジュールと同じように時間を過ごします。 例えば…

シューベルト ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959/Schubert Piano Sonata No.20 in A major D.959

シューベルト(1797~1828)のピアノ・ソナタ第20番はシューベルトが最晩年の1828年に作曲したピアノ・ソナタ3部作(19番、20番、21番)のひとつです。 死のわずか2ケ月前、兄の元に身を寄せたシューベルトは、体調を崩しながらも創作意欲は衰えず3つのソ…

シューベルト 2つのスケルツォ D.593/Schubert 2 Scherzi D.593

シューベルトは歌曲の王と呼ばれるほど歌曲を多く作曲した作曲家ですが、古典派からロマン派への掛け橋となった作曲家でもあります。 今日はそんなシューベルトの一面が良くあらわれる可愛らしい作品をご紹介したいと思います。 2つのスケルツォはシューベ…

バルトーク 戸外にて/Bartok Szabadban

子供の音楽性を伸ばすために使用したら良いと言われている作曲家にハンガリーの作曲家のバルトークがいますが、私も子供の頃、その少し土臭い一風変わった響きが面白くて、楽しく弾いた思い出があります。 バルトーク(1881~1945)はハンガリーで生まれニュ…

京都まで自分のレッスンを受けに行ってまいりました。

今日は京都の阿部裕之先生のご自宅まで自分のレッスンを受けに行ってまいりました。 4/29のラヴェルの演奏会の前の最終のレッスンでした。 もうほとんどご注意はありませんでしたが、表現の幅を広くというアドヴァイスを頂きました。 自分を客観的に見ると言…

演奏会に向けて

4/29(土)の秋篠音楽堂でのラヴェルの演奏会まであと1週間となりました。 生徒さんのレッスンは昨日(木曜日)で終わりで、演奏会が終わるまで生徒さんのレッスンはお休みとなります。 演奏会前は自分の音楽に集中するため、いつも生徒さんのレッスンはお休…

阿部裕之先生演奏会お知らせ

私が師事する阿部裕之先生が今秋、ラヴェルのリサイタルを開かれますのでご案内させて頂きます。 ♪演奏会名 KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka” No.2 ~関西圏の最大拠点 梅田で展開する藝術音楽~ ラヴェル ピアノ演奏のオーソリティ! 阿部裕之(ピ…

ヤナーチェク ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日」 変ホ短調/Janacek Sonata pro klavirni "1.X.1905" es-moll

ヤナーチェク(1854~1928)はチェコの誇る国民的作曲家ですが、今でもチェコ人の演奏会では必ずといっていいほど取り上げられる作曲家です。 私は中学3年の時にチェコのプラハ音楽院へコンクールと音楽研修を受けるために行きましたが、チェコとスロヴァキ…

シューベルト ロンド イ長調 D.951/Schubert Rondo A-Dur D.951 Op.107

シューベルトはオーストリアの作曲家ですが、1797年ウイーン郊外で生まれました。 1808年10月、シューベルトはコンヴィクト(寄宿制神学校)の奨学金を得て、17歳までここに所属し多くの作品を残します。 1813年の終わりにシューベルトはコンヴィクトを去り…

パリ国立高等音楽院イヴ・アンリ教授のレッスンを受けてまいりました。

パリ国立高等音楽院教授イヴ・アンリ先生のレッスンを芦屋で受けてまいりました。 受講曲は4/29の演奏会で演奏するラヴェルの鏡より蛾と海原の小舟と道化師の朝の歌です。 初めに通して聴かれます。 フランス語でのレッスンですので通訳の方をお願いしており…

今年の第71回全日本学生音楽コンクール課題曲が発表になりました。

今年の第71回全日本学生音楽コンクール課題曲が発表になりました。 私も第47回(小学校部門)大阪大会入選、第48回(中学校部門)大阪大会入賞させて頂きましたが、課題曲が出るとすぐに楽譜を用意して練習に取り組んだ思い出がございます。→ブログはこちら …

ピアニストのアフターケアー

ピアニストという仕事は一見、優雅に見えますが、実はスポーツ選手と同じくらい筋肉を使う職業です。 毎日の練習で酷使した筋肉をほぐすために定期的に整体へ通う人も多くいますが、私の場合は趣味の水泳と最近始めたヨガで酷使した筋肉をほぐしております。…

ブラームス 2つのラプソディ Op.79-1/Brahms 2 Rhapsodien Op.79-1

ブラームス(1833~1897)の2つのラプソディはブラームスが46歳、1879年に作曲したピアノ独奏曲で、Op.79-1とOp.79-2の2曲から成っております。 ブラームスは1877年から1879年にかけて夏の間オーストリア南部のペルチャッハという町で過ごし、2つのラプソデ…

練習の合間に満開の桜を見に行ってきました。

練習の合間に満開の桜を見に行ってきました。 自宅から車で10分くらいの所にけいはんな記念公園という公園があるのですが、満開の桜が美しく一時の気分転換になり安らぐ場所です。 けいはんな記念公園は京都の南部で奈良県との県境に学研都市ができるのを記…

京都までバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲演奏会を聴きに行ってまいりました。

京都府立府民ホールアルティまでバッハの平均律全曲演奏会を聴きに行ってまいりました。 アルティは京都御所の向かいにあるホールで烏丸今出川駅より徒歩5分位のロケーションにあります。 烏丸通り 京都府立府民ホールアルティ 平均律というのは、1オクター…

シューベルト 4手のための幻想曲 ヘ短調 D.940/Schubert Fantasie f-moll D.940

シューベルトの幻想曲は、シューベルト(1797~1828)の最期の年の1828年のピアノ連弾曲です。 この作品はシューベルトの数多いピアノ連弾曲の中でも印象深い晩年の傑作として良く演奏されております。 音楽評論家の吉田秀和や前田昭雄によってもこの作品は…

ラフマニノフ 2台のピアノのための組曲 第2番/Rakhmaninov Suite No.2 Op.17

組曲第2番はラフマニノフが2台のピアノのために作曲したピアノデュオの作品です。 ラフマニノフ(1873~1943)は1892年モスクワ音楽院を卒業後、順調に作曲を進めておりましたが、1897年の「交響曲第1番」の失敗で自信を喪失ししばらくの間作曲ができなくな…

日本音楽表現学会第15回大会が東京で開催されます。

日本音楽表現学会第15回大会が東京で開催されます。 日時: 2017年6月17日[土)、6月18日(日) 場所: 東京音楽大学(豊島区南池袋3-4-5) 基調講演: 小鍛冶邦隆 東京芸術大学教授 「バッハの作曲技法伝習~息子たちへの教育」 レクチャーコンサート: 「…

京都まで自分のレッスンを受けに行ってまいりました。

京都の阿部裕之先生のご自宅まで自分のレッスンを受けに行ってまいりました。 演奏会を約1か月後に控えており、最後の詰めのレッスンを受けてまいりました。 先生の演奏会のチラシが置いてありましたので、チケットを二枚分けて頂いてまいりました。 「平均…