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ラフマニノフ ヴォカリーズ 嬰ハ短調/Rakhmaninov Vocalise Op.34-14

ラフマニノフの歌曲「ヴォカリーズ」は1912年6月に作曲され1913年に出版されたソプラノまたはテノールのための歌曲です。

ラフマニノフ ヴォカリーズ♫~ソプラノ(キリ・テ・カナワ

最初の草稿ではピアノ伴奏でしたが、1916年1月初演時には管弦楽版で初演されております。

献呈は初演者のソプラノ歌手アントニーナ・ネジタノーヴァに献呈されております。

母音「アー」でため息のような旋律が歌われ、淡々と和音と対旋律をピアノが奏でます。

ロシア語の制約を受けないためラフマニノフの歌曲の中では最も有名な歌曲となっており、様々な編曲の器楽曲としても良く演奏されます。

ピアノ独奏版の編曲としては有名なのがアラン・リチャードソン版、コチシュ・ゾルターン版、アール・ワイルド版の3つあります。

ラフマニノフ ヴォカリーズ♫~ピアノ独奏(エフゲニー・キーシン

ラフマニノフ ヴォカリーズ♫~チェロ(宮田大)

ラフマニノフ ヴォカリーズ♫~ヴァイオリン(パールマン

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