Chopin Introduction and Polonaise brillante in C major.Op.3
2020年年始に、ベルギーから来日するニコラ・デルタイユ氏(チェロ)と ショパンの 室内楽作品 序奏と華麗なる大"Chopin Introduction and Polonaise brillante in C major.Op.3"という曲を共演する予定にしています。
フレデリック・ショパン(Frederic Francois Chopin/1810-1849)によるチェロとピアノのための室内楽曲『序奏と華麗なるポロネーズ』作品3は、ショパンがまだ10代後半の1829年頃の作品で、初期のサロン風室内楽作品です。
ショパンと交流のあった、ラジヴィウ公は音楽家らのパトロン(庇護者)として、パガニーニ、ベートーヴェン、ショパン、メンデルスゾーンら著名な作曲家と交流を深めていました。
チェロとピアノをたしなんだラジヴィウ公とその娘のために、書かれた作品とされています。
チェロパートが華やかに編曲されたバージョンもあり、そちらのバージョンで演奏されることもあるようです。
ショパンが書いたオリジナルバージョンは、チェロパートが大変シンプルで、ピアノパートがショパンらしく大変華やかです。
違うピアニストによる演奏を聴き比べると、ピアニストの弾き方によって、全体の演奏の印象が違ってきます。
昨日、注文していたロストロポーヴィッチとアルゲリッチによるCDが届きました。