ピアニスト谷真子Official Blog「message」

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母のアメリカ留学時代の恩師明石紀雄先生からCDのコメントを頂戴致しました。


秋篠音楽堂でのリサイタルでDVDを見て下さったお礼に頂きました。冬場、シンプルなセーターにスカーフをしております。お出かけする時に。ダックスのスカーフです。イギリス紳士。


母の同志社女子大学時代の恩師の明石紀雄先生へCDをお送り致しましたところ、可愛い和菓子を頂戴致しました。

度々下さる母宛てのお葉書には、演奏会の事や、小学4年生でハイドンのピアノ協奏曲を演奏していて驚かれたりなど、よく演奏のコメントを下さいます。

母の女子大学時代のアメリカ留学の話で、私が生まれる前の話で、当然知らないわけですが、何かとアメリカ留学のお話は母から聞いていて、明石先生のお話もよく聞いています。娘さんが「麻子さん」とおっしゃるので、私の名前の”まさこの”ま”に「麻」という字を使いたかったとか、一緒に行った人がアメリカで音楽家に入門するんだといっていたけど、帰りの飛行機で一緒に帰っていたとか・・・。

アメリカのタングルウッド音楽祭へも訪ずれたらしく、小澤征爾の若かりし頃のボストンでの演奏会も聴いたようで、うらやましく思っていたものですが、ちょうど、母と同じ20歳の頃、学んでいた東京音楽大学へ私用で小澤征爾さんがキャンパスへ訪れられたことがあり、”小澤征爾が来ている”という情報が学内で回ってきたので、探していたら、サインはしないということでしたが、J館の狭い部屋から突然出てこられて、「頑張って下さい」とすぐ近くでお声をかけて頂き、とてもパワーをもらいました。

小澤征爾さんは、若い方への御指導も熱心にされている方ですので、お近くで拝見すると、パワーあふれる音楽家の方です。

ちなみに、母の祖母は、小澤征爾さんの奥様の入江美樹さんの(デザイナー)の大ファンでいました。

祖母は、結婚する前、山口県から単身で親戚の家で出てきて、大阪でデザイン学校へ通い、ドレスのデザインをしていました。(そのままパリへ留学したかったそうですが、曾祖母が山口県に連れて帰って、勉強を続ける事は叶わず、祖父とお見合い結婚させられそうです)

 祖母は結婚後も働く女性で、私が小さい頃も、祖母の兄の経営する大阪の会社(建設会社)の経理を一手に引き受けて家で仕事をしていました。祖父母の大阪(当時)の家に行っても、小さい私たちと遊んでくれるということはなく、銀行の人が来るからと朝早くからピリピリして机に向かってソロバンをはじいていました。

若い頃、デザイナー業界ではとても有名な人で皆の憧れの的の人であったそうで、小さい頃、大丸百貨店で祖母(母は付き添い)が見立てて購入していた私のドレスは、入江美樹さんのデザインのものです。(靴とストッキングは森英恵さん) 私がピアノを頑張っていた事から「ご主人は指揮者の方よ」とよく祖母が話していました。

祖父もアメリカへ良く行っていて、祖父が孫の代わりに現地のマネージャーさんに案内してもらって、ウオルトディズニーランドへ訪ずれてみたと言う話をよくしていて、祖母が「アメリカには2つディズニーランドがあるのね~」と話していて、私はデイズニーランドはアメリカにあるものだと思っていて、中学生の修学旅行で東京ディズニーランドを訪れて、初めて東京にもあるものだと知ったのでした。

母のアメリカの話です。音楽を専攻するなら、子どもの時に海外へ出た方が良いわよと言う母のアドバイスもあり、中学生の頃、ヨーロッパへ音楽研修も兼ねて、訪ずれたのです。大人になっていくよりも、感性が柔らかいですので、後々になって、音楽を続けていくのに大変良かったと思っております。

高校生の時は、韓国へ関西国際空港から飛行機で飛び、ウイーン国立音楽大学の先生陣による夏期セミナーに参加しました。東京音楽大学時代は授業料と、滞在家賃に費用が多くかかるので、海外へはあまり行けておりませんが、東京は国際都市ということもあって、コンサートの数が多いので、主に海外からのアーティストのコンサートへコンサートへ足しげく通いました。

”写真についての説明”

明石先生は、私が、ボストン郊外のアムハースト大学へ、夏期留学をした際、同行下さった先生です。

現在は、筑波大学の名誉教授でいらっしゃいます。

当時の、お写真を、二枚。

一枚目は、アムハースト大学キャンパス内を歩かれる、明石先生。(向かって左の長髪の先生です。)

二枚目は、当時の私。

向かって右から二人目の、赤いTシャツを着た学生です。

向かって一番右におられるのは、当時、マサチューセッツ州立大学教授の小沢先生です。

同志社大学の出身でいらっしゃるので、同志社アメリカの大学の交流に意を尽くしておられた方です。

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CDが新しく発売になりました。

Masako Tani plays

Bach=Busoni,Schubert,Debussy,Ravel

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収録曲目

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profile

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CDを取り出すと私が撮影したプラハの写真が浮かび上がるデザインになっております。

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(録音製作 瀬口晃平 RAPT SOUND)

profile

クラシック音楽を専門とするレコーディングディレクター。

2001年、株式会社ラプトサウンドに入社。

スタジオUSENでアシスタントエンジニアを経験後、2004年に退社して渡独。2年の研修期間を経て、ドイツ・ハイデルベルクにあるレコーディングスタジオ、Tonstudio van Geest社に入社。

Claves、ECM、Hänssler Classics、NAXOSなどのレーベルの依頼により、 シプリアン・カツァリスシュトゥットガルト室内管弦楽団ラ・プティット・バンド、アルボ・ペルト、エストニア交響楽団など、数多くのCD作品の制作を手掛ける。 レコーディング技術、デジタル編集を担当した、「マンハイマー・モーツァルトオーケストラ」のCD作品は、2011年ロサンゼルスで開催された、「グラミーアワード」にノミネートされた。

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