ピアニスト谷真子Official Blog「message」

ピアニスト谷真子公式サイトよりブログ「message」

阿部裕之先生のレッスンを受けに参りました。

久しぶりに阿部裕之先生のご自宅にレッスンを受けに参りました。

ショパンピアノソナタ第2番を4月にアンリ先生とのジョイントコンサートで少し弾きますが、その曲を見て頂きました。

他にはドビュッシー子供の領分。こちがは案外暗譜が難しい。

ショパンベートーヴェンの最後のソナタにも匹敵する音程が出てくるので、皆早く弾きすぎで、深い解釈が必要とのこと。私の年代の呼吸で弾くと、速く弾いてしまいますが、阿部先生の年代になって深い精神が理解できるようになれば良いなあと思いながら、毎回のレッスンでの素晴らしい深い解釈に感慨しながら、どこにも寄らず、帰途に着きました。

 

阿部裕之先生は大学を退職されて、今は名誉教授でいらっしゃいます。

 

♪ピアニスト谷真子公式サイトはこちら♪

昨年アンリ先生のレッスンを受けた内容から。

昨年アンリ先生のレッスンを受けた内容からです。

ショパンピアノソナタ第2楽章。

1小節目の四分音符は跳ねないで。

 

中間部のpiu lentは、本当に小さな音で。

アンリ先生の弾かれる音は本当に遠くから聞こえてくるような弱音かつ美しい音でショパンらしく素晴らしかったです。

 

 

 

♪ピアニスト谷真子公式サイトはこちら♪

イタリアンコンチェルト

J.S.バッハ作曲のイタリアンコンチェルトは、当時から人気のある曲であったようです。

現代のピアノではなく、チェンバロのために作られた曲で、フランス風に対してイタリア風と書かれ、コンチェルト様式(対立様式)で書かれています。

原典版にも、fとpの指示がありますが、fの部分は、合奏、pの部分はソロを意識して書かれ、第1楽章は、ヘ長調F durという明るい調性です。

 

♪ピアニスト谷真子公式サイトはこちら♪

 

イタリアンコンチェルト

J.S.バッハ作曲のイタリアンコンチェルトは、当時から人気のある曲であったようです。

現代のピアノではなく、チェンバロのために作られた曲で、フランス風に対してイタリア風と書かれ、コンチェルト様式(対立様式)で書かれています。

原典版にも、fとpの指示がありますが、fの部分は、合奏、pの部分はソロを意識して書かれ、第1楽章は、ヘ長調F durという明るい調性です。

 

♪ピアニスト谷真子公式サイトはこちら♪

 

ショパンノクターンop.9-2

ショパンノクターンOp.9-2は、とても有名でよく知られている曲であります。

 

ロンド形式で作曲され、左手は同じ8分の12拍子による伴奏音型で、右手は最初の主題を元に変奏され、繰り返されるというシンプルな作りです。

ノクターンを作曲するにあたり、ジョン・フィールドの影響を強く受けたと言われ、ルービンシュタインアシュケナージメジューエワなどの全集録音が出されています。


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

 

♪ピアニスト谷真子公式サイトはこちら♪

 

 

 

 

 

ショパンノクターンOp.9-1第1番

ショパンノクターンOp.9-1第1番は、新プログラムの後半の最初にOp.9-2と共に組みました。

ノクターンらしい左手の拡張型の伴奏音型と、右手の装飾変奏形式の歌うようなカンタービレによるメロデイーはショパンらしい曲と言えます。

 

シンプルな三部形式で、中間部は、変ニ長調に転調し、オクターブのパッセージが反復されます。

最後はピカルディの3度と呼ばれる平行長調に転調して、終わっていることからショパンの転調に対する妙技がうかがえます。

 

Op.9-2と同様に、遜色ない内容になっております。

 

プレイエルの社長の妻マリーに献呈されていることから、当時、新開発されてプレイエルの重厚な響きや、よく響くオクターブの共鳴など、プレイエルのピアノを気に入っていたこともうかがえる作品となっております。

 

 

♪ピアニスト谷真子公式サイトはこちら♪