シマノフスキー 主題と変奏曲 変ロ短調 作品3
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カロル・シマノフスキー(1882~1937)はショパン以降低迷していたポーランド音楽を引き上げた偉大なポーランドの作曲家ですが、日本ではショパンほど有名ではないのではないかと思います。
まずショパンコンクールの覇者のポーランドのピアニストのラファウ・ブレハッチの演奏にリンクしたいと思います。
♫シマノフスキー 主題と変奏曲 変ロ短調 作品3♫~ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)No.1・・・スコア付き
♫シマノフスキー 主題と変奏曲 変ロ短調 作品3♫~ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)No.2・・・スコア付き
1882年当時ロシア領のティモシュフカで貴族の家系に生まれたシマノフスキーは10歳からゲンリヒ・ネイガウスの父にピアノを習いその後ワルシャワ音楽院に進みます。 時代の変遷につれ彼の作風は目まぐるしく変わっており、1901年から1903年にかけて作曲されたこの作品3はシマノフスキー初期を代表するピアノ曲の一つです。
ショパンやスクリャービンの影響が強く見られ保守的なポーランドの文化に新風を投げかけております。
私が小さい頃師事しておりました♪故片岡みどり先生(当時相愛大学名誉教授)♪はシマノフスキーを研究されていらした方でご本も出していらっしゃいます。
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シマノフスキーNo.1
シマノフスキーNo.2
明日はショパンのピアノ協奏曲とワルツについて書きます。