モーツァルトのピアノ・ソナタ第1番は1775年の初めの頃、ミュンヘンで書かれたモーツァルトの最初のクラヴィーアのためのソナタです。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
同時期に6つのピアノ・ソナタが1つのセットとして作曲されましたが、デュルニッツ男爵に頼まれ作曲したためこの6曲はデュルニッツ・ソナタと呼ばれております。
これら6曲はモーツァルト自身によって一連の番号が付けられていますが、番号順に書いたのかは定かではありません。
調性は1番はハ長調、第4番まではそれぞれ前曲の5度下の下属調となっており、第2番ヘ長調、第3番変ロ長調、第4番変ホ長調です。 一方第5番は第1番ハ長調の5度上の属調で、第6番は更にその5度上のニ長調となっております。
♫モーツァルト ピアノ・ソナタ第1番♫~リりー・クラウス