モーツァルト ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第35番 K.379/Mozart Sonata for piano and violin No.35 in G major K.379
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第35番はモーツァルトが作曲した35番目のヴァイオリン・ソナタですが3楽章から成り3楽章は主題と5つの変奏で構成される変奏曲形式の楽章です。
1781年、ウィーンで作曲され弟子のアウエルンハイマーに献呈されております。
この当時のヴァイオリン・ソナタは後のヴァイオリン・ソナタのようにピアノとヴァイオリンがかけあうものではなく、ヴァイオリンはクラヴィーアの助奏として作曲されていました。
モーツァルト自身も父に宛てた手紙の中で「この曲はブルネッティのヴァイオリンのために助奏部分を書いた」と記しております。
初演はブルネッティのヴァイオリンとモーツァルトのピアノで行われました。