ピアニスト谷真子Official Blog「message」

ピアニスト谷真子公式サイトよりブログ「message」

導入の頃の私のピアノライフ

私は3歳からピアノレッスンを先生について正式に受けておりますが、4つ違いの姉がピアノを習っていたせいか、3歳以前の物心ついた頃からピアノを弾きたがっていたようです。

勝手にバイエルをどんどん弾き進めるので、正式にならった方が良いという事になり、3歳から姉と同じ先生にレッスンを受けるようになりました。

ですからバイエルは2か月くらいであっという間に終わり、ツエルニーの小さな手のための教則本や左手のための教則本などツエル二ー30番に入る前に数冊同じような教則本をしたようです。

その時につちかったテクニックが大きくなってからも随分役立っているような気が致します。

ところで私が導入でお世話になった先生は、私の自宅まで姉と私にピアノを教えに来て下さっていました。 まだお若い先生でしたが、ファイトいっぱいの私をやさしく見守りながら上手に誘導して下さったようです。

自宅へ先生が来て下さると、通学の時間が省略されますし、ピアノもいつも使っているピアノでレッスンを受けますし、お部屋の響きなども先生のご自宅と自分の部屋という相違がなく、レッスンは効率が良かったように思います。

ピアニストとしての基礎のテクニックを教わったのは、その後師事した相愛大学名誉教授片岡みどり先生からだと思いますが、小さい時ピアノに夢中になり打ち込めたのは導入の時お世話になった先生のおかげかなとも思います。

先生はご縁で決定されますが、ピアニストの人たちも各人各様様々なピアノライフを送ってきています。 どの道がベストという選択肢はなく、運命にもかなり影響される世界かなとも思います。

振り返ると遠い道のりでしたが、今元気でピアノに向かえる事に感謝して、これからの道を進んでまいりたいと思います。

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