ドビュッシー 花火
12月10日大阪豊中市立芸術文化センターで演奏するドビュッシーの花火について書きます。
ドビュッシーの花火はドビュッシーの作曲した24曲のピアノのための前奏曲の中の一曲です。
第1巻と第2巻に分かれ、それそれ12曲ずつ収められていますが、花火は第2巻の12番目の曲です。
7月14日のフランス革命記念日の情景を描いたもので、「遠くlointain」の賑わいから始まり夜空に光る花火の様子を表していますが、ドビュッシー独特の音の響きと素早い音の動きのピアノの名技性が結びついたヴィルトゥオーゾな曲です。
最後の部分で、フランス革命の時に兵士によって歌われた事から作られたフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が引用されております。