お教室の一番小さい生徒さんが、後藤昭弘さんに描いて頂いた絵に、フォトフレームの写真とは何か違うものを感じたようで、レッスンの後、教室から出てきて、お母様に絵のお話をされていました。
レッスン中もピアノを弾きながら、しきりに2枚の絵画の方を見て、絵について色々聞いていました。
お母様も、玄関にかかっている絵を見られて、人物というより、コンサートそのものを描かれていて、絵から世俗でない音が聴こえて来るような感じですと、ため息をつかれていました。
芸術性の高い絵に、子供でも、飾っている写真とは違うものを感じるのだと思います。
ラヴェルの音が絵になっているようで、後藤さんの絵に込められた思いが伝わってまいります。