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指揮者垣内悠希さんのコンサートのお知らせ―④

第九コンサートのお知らせです。

12月15日、奈良県文化会館にて指揮・垣内悠希 京都市交響楽団による第九演奏会が開かれます。

大阪公演は12月12日フェスティバルホールで開催されます。京都・和歌山でも開催されます。現在、奈良フロイデ合唱団のほか、大阪新音フロイデ合唱団による合唱団員募集が行われています。

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先日、大阪で指揮者垣内悠希さんによる第九についての講座が行われました。私は、阿部裕之先生のレッスンと重なっていたため、聴きに伺えませんでしたが、母が、第九についての講座へ聴きに伺わせて頂きました。

ウィーンのお話も交えながら、大変興味深い内容だったそうです。

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母のfbより~

指揮者の垣内悠希さんの講座の帰りです。

垣内さんは、芸大では楽理を専攻されていますが、これはお父様のアドバイスによるものだそうです。

指揮者は、棒を振るだけでは駄目。音楽全般への深い知識が要。

ですから、アドバイスに従いまず楽理をお勉強され、ウィーンで本格的に指揮のお勉強をされたそうです。

講座は、ベートーヴェンの生涯に沿って、ベートーヴェンの音楽がどう変遷したか、そして、それが晩年の第九にどう繋がっていったかを、ベートーヴェンの音楽を聴きながら、解説して下さるという、第九の良く分かる楽しいものでした。

娘が、ピアノをしているのに知りませんでしたが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの集大成のようなハンマークラヴィーアは、第九そのものだそうです。

娘は、東京音楽大学在学中は、東京のべーゼンドルファーショールームで、クラウス・シルデ先生に、ベートーヴェンのピアノ・ソナタのレッスンをして頂いておりましたが、次の宿題に、ハンマークラヴィーアと皇帝を頂いた時、ウィーンのべーゼンドルファー社が倒産し、日本べーゼンドルファー社は閉鎖されてしまいました。

シルデ先生の、ハンマークラヴィーアのレッスンをお聴きしたかったです。

迫昭嘉さんもお話しされていましたが、ベートーヴェンは大変人間が好きで、人間的な人だったようです。

だからこそ、晩年のあの精神性の深さは、ベートーヴェンの人生を語るものではないかと、垣内さんはお話しされていました。

年末の、垣内悠希さんの第九が楽しみです。

♪これからのコンサート♪

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会場:佐賀市文化会館 大ホール (佐賀県)

ウェーバー/歌劇「オイリアンテ」序曲

ハイドン/トランペット協奏曲 変ホ長調

シューベルト交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレイト」

■指揮:垣内 悠希

■トランペット独奏:長谷川 智之(N響主席奏者)

公演などに関するお問い合わせ先: アルモニア管弦楽団事務局:0952-23-1918

ハイドンのトランペット協奏曲は、小さい頃、家でジャズ奏者のマルサリスのCDがよくかかっていたので、よく聴いていました。

♪次回のコンサートのご案内♪

2019年6月30日(日)14時開演

秋篠音楽堂

谷真子ピアノ・リサイタル

【プログラム】

シューベルト 即興曲Op.90-2・3・4

バッハ=ブゾーニ シャコンヌ

ドビュッシー  映像第1集

ラヴェル ラ・ヴァルス

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