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ロームミュージックセミナー2019<宮田大・チェロクラス>を聴講に参りました。

昨日は、京都ロームシアターへ、ロームミュージックセミナー2019<宮田大・チェロクラス>を聴講に参りました。

受講生プログラム

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以前から、聴きにいったら良いと母に勧められていて、数年前に、一度、大阪ザ・シンフォニーホールへ、宮田大・スロバキアフィルによるドボルザークのチェロ協奏曲を聴きにいったことがあります。

私達が聴講したのは、ブラームスのチェロ・ソナタ第2番と、ハイドンのチェロ協奏曲第2番のレッスンを聴きました。

時々、ジュリアンとおっしゃる方のピアニストの立場から見た、英語でのレッスンも交えながら、レッスンが進みました。

レッスンは技術的な事はほとんどなく、芸術的な内容による高度なレッスン。

レッスンの初めには、受講生に曲に対するイメージや、色彩感、感情などの質問がなされました。

ブラームスチェロ・ソナタ第2番では、つかみどころのないブラームスの曲に対する表情上の具体的なアドバイス、ピアニストとの掛け合いや身体の使い方、ハイドンのチェロ協奏曲は、とても難しい曲だそうで、喜びを持った表情で、同じテーマが出たきたときには、表情を変える・・・など、細かいレッスンが行われました。

ピアニストにとっては、時間上、チェロの曲を、詳しく研究することまで、手が回りませんが、レッスンを聴いて、曲に対する具体的なイメージを持つことが大切だと感じました。

会場に着いたら、ピアニストの方が練習されていました。

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帰りに、ジュージヤ本店へ寄り、デュラン版のRavelソナチネと、ウィーン原典版シューベルトのワルツ集の楽譜を買って帰りました。

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CD使用 ピアノ・ベーゼンドルファー

調律は、b-tech Japanの村上公一さんで、小さい頃からお世話になり、母と共によく存じあげております。

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