阿部裕之先生よりメールを頂戴致しました。
先日のレッスンで、阿部裕之先生より、CDのご感想について、感想を頂戴致しました。ありがとうございます。よく弾けて綺麗に録れていますと言って頂きました。
大変評判が良くてと申し上げたところ、編集がすごいなと思ってと感心されておられました。専門家の方は、聴かれるポイントが違うんだなと思いました。
編集されたラプトサウンドの瀬口晃平様その旨にメールでお伝えしたところ、「嬉しいお知らせありがとうございます。阿部先生にそのように言って頂き、嬉しい限りです」とご返事頂きました。その旨、阿部先生にお伝えしたところ、阿部裕之先生から、昨日、写真のメールにある通り、お返事頂戴致しました。
阿部裕之先生が録音されたラヴェル全集のCDを聴き、綺麗な音ですねと感想申し上げたところ、「CDは製作者の作品だから」とお話されていました。
瀬口さんは経歴で拝見すると、作られたCDがアメリカのロサンゼルスで開催されたグラミー賞にもノミネートされたことがあるそうです。
ドビュッシーの曲で、細かい他の鍵盤を少しかすったミスタッチがあるので、ミスタッチのないテイクに変えて欲しいと要望を出したところ、1回で綺麗に差し替えて下さいました。フランス🇫🇷ものは、ピアニストでも自分で弾いたことのない曲は聴音が難しいですが、なぜか分かられる方なのです。
これは静かなところで編集作業をしないと、仕事にならないだろうなぁと勝手に思ったのでした。
録音をご希望の演奏家の方は、是非、一度頼まれみてはいかがでしょうか。
瀬口様による録音は、TV放送では、明日土曜日朝8時半から、BSテレビ東京にて、エンターザミュージックという番組で、ご視聴頂けます。私もリアルで見たり、録画して見ていますが、普通のテレビでも、とても綺麗な音がします。
新しく発売のCDと、同じ録音による音源をTVでもお聴き頂けますので、どうぞご覧下さい。
9月には全日本学生音楽コンクールの審査のことでお話が出て、要項にもあるように、映像審査となるか、ホールでの実演審査となるかは、まだ、分かりませんが、どちらにしても、無観客で開催されるそうです。
全日本学生音楽コンクールの会場は、参加者の方の保護者の方や、お勉強のために、他の出演者の演奏を聴いている参加者や、お勉強のために聴きにこられているピアノの先生方も多く、熱気で溢れています。
伝統ある権威あるコンクールで、一流のピアニストの方が審査にあたられ、関西の各音楽大学の先生が審査されることもあり、受験同様、結果を見て、今後の進路の基準にされる方もいらっしゃるので、阿部裕之先生も、厳しい表情でお話されます。
関西に戻ってきまして、阿部裕之先生の元へレッスンに通うようになり、ピアノの先生としても、把握しておかないといけないコンクールだと感じ、毎年、日程をスケージュール帳に書き入れています。都合の合う時には、毎年、聴きに行っています。
予選から、大変、粒ぞろいのレヴェルの高いコンクールです。
ミニコンサート
【日時】2021年9月5日(日)13時
【会場】同志社同窓会館(大ホール)
【コンサート名】坂本清音先生(同志社女子大学名誉教授)をお招きして
【プログラム】グリーグ ホルベアの時代から、ブラームス 2つのラプソディーOp.79、ラヴェル ソナチネ
(こちらのコンサートは10名程のクローズドコンサートですclosed一般にはご入場頂けません)
【お問い合わせ】谷TEL0742-46-230
CDご希望の方は、TEL0742-46-2302(谷)または、ピアニスト谷真子公式サイトconcert欄お問い合わせフォームへお申込下さい。
CDが新しく発売になりました。
Masako Tani plays
Bach=Busoni,Schubert,Debussy,Ravel
ドビュッシー 映像第1集
ラヴェル ラ・ヴァルス
【レコーディング】2020年2月12日(水)
【会場】B-techJapan Osaka Studio
【ピアノ】ベーゼンドルファーBösendorferインペリアル
【品番】RS-02003
【発売元】RAPT SOUND
CD購入はこちら!
【定価】1枚 \2,000(税込)
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TEL 0742-46-2302
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(CDのご感想等もこちらから、お聞かせ下さい)
収録曲目
profile
CDを取り出すと私が撮影したプラハの写真が浮かび上がるデザインになっております。
profile
クラシック音楽を専門とするレコーディングディレクター。
2001年、株式会社ラプトサウンドに入社。
スタジオUSENでアシスタントエンジニアを経験後、2004年に退社して渡独。2年の研修期間を経て、ドイツ・ハイデルベルクにあるレコーディングスタジオ、Tonstudio van Geest社に入社。
Claves、ECM、Hänssler Classics、NAXOSなどのレーベルの依頼により、 シプリアン・カツァリス、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ラ・プティット・バンド、アルボ・ペルト、エストニア交響楽団など、数多くのCD作品の制作を手掛ける。 レコーディング技術、デジタル編集を担当した、「マンハイマー・モーツァルトオーケストラ」のCD作品は、2011年ロサンゼルスで開催された、「グラミーアワード」にノミネートされた。近年では、クラシック音楽番組『エンター・ザ・ミュージック』(BSテレ東 毎週土曜朝8時30分放送)の録音(音声担当)などを手掛ける。