今日は阿部裕之先生のレッスンへお伺い致しました。
Ravel のSonatineと、グリーグのホルベアの時代から、ブラームスの2つのラプソディーop.79です。
通して暗譜です。Ravel のSonatineは、Sonatineというタイトルの通り、曲を分析すると全曲を通してすべてが同じ音程が用いられ、全楽章を通して、一貫性が保たれていますが、(循環形式)、形式的・作曲学的に内容の詰まった作品ですが、あくまでSonatineという可愛らしさの中でということらしいです。
グリーグは、もとは弦楽合奏のための曲です。ネ‐メ・ヤーヴィーと、カラヤンのオーケストラ版のCDを持っているのでそれをよく聞いています。
美しい曲です。
ブラームスの2つのラプソディは訳すと狂詩曲。
ブラームスは北ドイツの出身で、ラプソディーの中に、北ドイツ特有の重苦しさも感じられます。
ケンプや、幼少の時の恩師のお弟子さんがドイツで習われていて、先生から勧められたドイツのシュヌア教授(CDにサイン入り)、アルゲリッチのCを持っています。
阿部裕之先生のレッスンでは、指任せに速く弾くというより、情感あふれる語り口の演奏のほうが良いよなどとアドバイス頂いています。
来月、フランスのアンリ・ヴァルダ先生のレッスンを受けることや、その会場をフランス音楽コンクールの審査会場で使って、いろいろなピアノを所持されており、素晴らしい会場などとお話しされていました。