デユテイユーソナタ第3楽章「コラールと変奏」
デユテイユーのソナタ第3楽章「コラールと変奏」より先日受けたアンリ先生のレッスンを楽譜に書き込みました。
レッスンを受けたり、聴講したりするのには、かないませんが。。。
Variation変奏1からは、様々なキャラクターを持つテーマが出てくるため、それを弾きわけること。
32ページの頭からは、ミステリアスに。レガートで。フアンタステイックな響きなので、そのように弾くこと。
現代曲ですので少し変わった響きのする箇所も出てくるのですが、アンリ先生はそれをフアンタステイックと言っておられました。(生真面目にならない。拍通りになりすぎないというような意味合い)
フランス人が作曲したものをフランスの現地の人はその様に
感じるのだなというところも新鮮でした。
アンリ先生のレッスンを聴講しておられた大学教授のようなお方が、先日リサイタルをされたんですね。チラシをサロンの前に置いてあったから。行けば良かったと、演奏会前にお話しされていました。
母がチケットを持って捌いているだけで、基本的には公開でございますので、是非、ご来場お待ち申し上げております。
9月13日のジョイントコンサートでは、前がシューマンのバイオリンソナタ!という素敵なプログラムをご用意下さったようで、デユテイユーは複雑な響きを持つ曲ですので、シューマンの分裂性の性分を持つ曲が聞こえてくる後に弾くのは、大変で、珍しく、直前まで楽譜を何度も確認していました。