「3つのピアノ曲」はシューベルト(1797~1828)の死の半年前の1828年の5月の作品です。 最期の年のシューベルトの創作意欲はむしろ高まっており最後の3つのピアノ・ソナタD.958~960等といった傑作が生み出されております。
この作品は死後忘れられておりましたが、ブラームスがその価値を認め「3つのピアノ曲」と題名を付けて1868年に(匿名で)出版致しました。
第1曲 三部形式
情熱的なタランテラの主題。
第2曲 ロンド形式
主題は落ち着いた平易なもの。
第3曲 三部形式
シンコぺーションを取り入れた素朴で活発な主題。
♫シューベルト 3つのピアノ曲♫~ケンプ