ピアニスト谷真子Official Blog「message」

ピアニスト谷真子公式サイトよりブログ「message」

パリ国立高等音楽院イヴ・アンリ教授レッスンとジョイント・リサイタル

パリ国立高等音楽院(パリコンセルヴァトワール)のイヴ・アンリ教授に11月7日秋篠音楽堂で演奏するモーツアルトピアノ四重奏曲第1番のレッスンをして頂きました。

パリ国立高等音楽院というのは世界の最難関校の音楽学校のうちの一つですが、アンリ先生はそこの教授をしていらっしゃる他、シューマン国際ピアノコンクールの審査員でもいらっしゃり、またショパン国際ピアノコンクールの予備審査にも入っていらっしゃいます。

アンリ先生には1年に2度くらいのペースでレッスンをして頂いておりますが、室内楽のレッスンを受けたのは初めてです。 ヨーロッパの室内楽のエッセンスを学ぶことができたように思います。

P1030641.jpg

P1030642.jpg

レッスン終了後、アンリ先生をお迎えしてのジョイント・リサイタルが開かれました。 私は浦瀬さんとおっしゃる方とドヴォルザークのスラヴ舞曲集から抜粋で3曲連弾を演奏しました。

P1030644.jpg

P1030645.jpg

P1030647.jpg

秋は生徒のコンクールも多く、11月の室内楽コンサートを控えて忙しいスケジュールが続きます。 生徒たちにも伝えたいことですが、コンクールであれコンサートであれ一つの行事が終了したら一度リフレッシュをして次の行事に向かって前進する事が長く音楽活動を続けていく秘訣ではないかと思います。

どなたかピアニストの方がおっしゃっていた事ですが、ピアノのお勉強は天国と地獄を行ったり来たりするそうです。 コンクールシーズンですので生徒たちも悲喜こもごもですが、音楽の歓びを忘れずたゆまぬ努力を続けていってほしいと思います。

ピアニスト谷真子公式サイト