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ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18/Rakhmaninov Concerto for piano and orchestra No.2 c-moll Op.18

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番はロシアの作曲家のラフマニノフ(1873~1943)が作曲した2番目のピアノ協奏曲ですが、作曲は1900年秋から1901年4月にかけて書かれました。 ラフマニノフは4曲ピアノ協奏曲を作曲していますが、その中でも最も人気のある傑作のひとつで1905年グリンカ賞を受賞しております。

第2と第3楽章が1900年12月2日に初演され、全曲の初演は1901年11月9日にラフマニノフと指揮者のジロティによって行われました。

ラフマニノフモスクワ音楽院を卒業した後、「前奏曲嬰ハ短調作品3-2」で一躍有名となりましたが、1897年初演の交響曲第1番の不評以来自信喪失のため制作不能の状態に陥ります。 1899年新しいピアノ協奏曲を依頼されイギリスに渡りますが、病気は続き、1900年ダーリ博士との出会いで次第に快方に向かいます。

ラフマニノフは自分の自信回復のため尽力してくれたダーリ博士にこのピアノ協奏曲を捧げています。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番♫~キーシン

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番♫~辻井伸行

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番♫~リヒテル

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番♫~ラフマニノフ

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