プロコフィエフ
プロコフィエフ(1891~1953)は生涯で9曲のピアノ・ソナタを残しておりますが、このピアノ・ソナタは、それまで米国、パリで暮らしていたプロコフィエフがソビエトに戻り、彼の創作活動の円熟期ともいえる時期に作曲された作品です。 第6番から第8番まで…
プロコフィエフのトッカータニ短調はプロコフィエフがシューマンのトッカータにインスパイアされ1912年に作曲したピアノ曲です。 初演は1916年11月27日ペトログラード音楽院でプロコフィエフ自身によって行われ好評を博しました。 プロコフィエフ(1891~195…
プロコフィエフ(1891~1953)のピアノ・ソナタは戦争ソナタと呼ばれる有名な6、7、8番の他多くありますが、ピアノ・ソナタの1番はプロコフィエフがペテルブルク音楽院時代に発表した最初のピアノ・ソナタです。 この曲は今年の第70回全日本音楽コンクール…
ピアノ協奏曲第1番はプロコフィエフ(1891~1953)がペテルブルク音楽院在学中の1911年に構想し1912年に完成した初期作品です。 しかし初期作品でありながら反民族主義的・反ロマン主義的性格が濃厚なすでに成熟期のプロコフィエフの作風を予告するものであ…
プロコフィエフ(1891~1953)のピアノ協奏曲第3番は1921年の作品ですが、プロコフィエフのピアノ協奏曲中では最も有名な作品の一つとなっております。 1913年に第2楽章の原型となる変奏曲の作曲を始めていましたがこれをその後放置し、1916年から1917年に…
プロコフィエフ(1891~1953)はロシアの作曲家ですが、サンクトペテルブルク音楽院で作曲・ピアノを学び、自身が優れたピアニストであった事から多くのピアノ作品を作っております。 今日はその中から、良くアンコールで演奏される小品2曲について書きます…