ブラームス 主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番より) ニ短調 作品18b/Brahms Thema und Variationen d-moll Op.18b
この曲はブラームス(1833~1897)の作品「弦楽六重奏曲第1番」の中の第2楽章をブラームス自ら1860年にピアノ独奏用に編曲したものです。
1853年シューマン夫妻と出会ったブラームスはシューマン夫妻を尊敬し続けます。 その後故人となったロベルト・シューマンの妻クララをブラームスは変わらず精神的に支え続けますが、クララの41歳の誕生日の記念としてブラームスはこの曲をクララにプレゼントいたしました。
1865年10月31日にフランクフルトで初演されております。
主題と6つの変奏から成りベートーヴェン的でもあり民謡風でもある主題から情熱的に始まります。
♫ブラームス 主題と変奏♫~ツイメルマン
♫ブラームス 主題と変奏♫~ルプー
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調作品18はブラームスが1860年に作曲した弦楽六重奏曲です。 ブラームスが27歳の時に作曲した若々しく情熱的な曲風の作品です。 作曲の同年にブラームス自身によって第2楽章がピアノ独奏用に編曲されクララ・シューマンの誕生日にプレゼントされました(1927年出版)。 第2楽章はルイ・マル監督の映画「恋人たち」で用いられている事でも知られております。