大阪倶楽部前のイルミネーション
大阪倶楽部は会員制の社交クラブですが、その建物は大正13年落成の国の登録有形文化財に指定されている由緒ある建物です。 ホールはその4Fにありますが、スタインウエイピアノの設置された素敵なサロンです。
大阪倶楽部入口
4Fホール
”エスキス、パリの晩秋”というフランスの香りに溢れたコンサートでしたが、演奏曲は次の通りでした。
ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 2.枯葉 3.ヴィーノの門 8.オンデイーヌ
ドビュッシー:子どもの領分
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
アンコールはフォーレの子守歌とクライスラーの愛の悲しみでした。
阿部先生のピアノは音色が多彩で映像が目に浮かぶ素晴らしい演奏でした。 「子どもの領分」は子どもが良く抜粋で発表会などで弾きますが、阿部先生の演奏は絵本を見るような音楽でお手本となる素晴らしい演奏でした。