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ラフマニノフ 2台ピアノのための組曲 第2番 Op.17/Rakhmaninov Suite No.2 Op.17

ラフマニノフの「2台のピアノのための組曲 第2番」はラフマニノフのピアノ・デュオ曲ですが、1900年12月から1901年4月にかけて作曲されました。

この曲は東京音楽大学在学中にデュオの授業でお勉強した事がありますが、2台ピアノは以前、東京音楽大学校友会関西支部の演奏会でも演奏した事があります。

チャイコフスキー  序曲 1812年♫~谷真子(二台ピアノ)

ラフマニノフは1892年、ペテルブルク音楽院を卒業した後、順調に作曲を進めておりましたが、1897年の「交響曲第1番」の初演の失敗を機に自信を喪失ししばらく作曲を止めております。 作品17はそんなラフマニノフが自信を回復し再び作曲活動を始めた頃の作品で、前作の「楽興の時」とは5年ほどの空きがあります。

並行して作曲された作品に「ピアノ協奏曲第2番」があります。

友人のピアニストのアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに献呈され、初演は1901年11月24日モスクワでラフマニノフ自身とアレクサンドル・ジロティのピアノで行われました。

1.序奏、2.ワルツ、3.ロマンス、4.タランテラという4つの楽章から成り立っております。

ラフマニノフ 2台のピアノのための組曲 第2番♫~アルゲリッチフレイレ

ラフマニノフ 2台のピアノのための組曲 第2番♫~アシュケナージ、プレヴィン

ラフマニノフ 2台のピアノのための組曲 第2番♫~ゴールデンバイザー、ギンズブルク

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